【就活中の自分に伝えたいこと】もし1年前の自分にアドバイスできるなら。~新卒社員のホンネ日記 #8~

長谷川 颯 長谷川 颯
カスタマーサクセス
公開日:2025/11/11

はじめに


前回は、壁にぶつかった経験や、そこから学んだことについてお話ししました。

今回は少し角度を変えて、「もし1年前の自分にアドバイスできるなら」というテーマで書いてみたいと思います。

というのも、先日、1つ下の後輩たちの内定式がありました。

僕はその中で、内定者ワークの進行を担当しました。

初めて会う後輩たちの表情や緊張感を見て、1年前、自分が同じように内定式に臨んでいた日のことを思い出しました。

あれから1年。

こうして現場で日々働く中で感じること、そして当時の自分に伝えたいことがたくさんあります。

「当時の自分に今の自分がアドバイスできるとしたら」

そんな気づきがあったので、今日は少し本音でお話ししたいと思います。

 

とにかく「人」を見ろ


就職活動をしていた頃の僕は、「どんな業界が伸びるか」「待遇はどうか」「働く環境」など、「会社の条件」ばかりを気にしていました。

もちろん、それも大事なポイントです。将来を考えたときに、安心して働ける環境を選びたいという気持ちは、誰にでもあると思います。

でも、社会人になって強く感じたのは、「誰と働くか」こそが仕事の満足度を大きく左右するということです。

入社してからの毎日は、まさに“人との関わり”の連続です。

一緒に働く上司や先輩、そしてお客様や加盟店様。

その関係性が良ければ、たとえ忙しくても前向きに頑張れます。逆に、どんなに条件が良くても、人間関係がうまくいかなければ辛いと思います。

だから、1年前の自分に言いたいのは、「業界よりも人を見ろ」ということです。

仕事は結局、人と一緒に作っていくもの。

自分が尊敬できる人、安心して相談できる人、そして「この人たちとなら頑張りたい」と思える人がいるかどうかが、入社後の充実度を決める。

今身をもって実感しています。

 


完璧じゃなくていい


就活中の僕は、「自分を完璧に見せないと」と意気込みすぎて、毎回ガチガチに緊張していました。

面接のたびに頭の中で答えを整理して、正解を話そうとしていた気がします。

でも社会人になって気づいたのは、「完璧に話すこと」よりも「素直でいること」や「誠実であること」のほうが、ずっと大切だということ。

仕事をしていると、わからないことや失敗なんて毎日のようにあります。

そんなときに、「すみません、教えてください」や「すみませんでした」と正直に伝えられる人ほど、信頼され、早く成長していくのを感じます。

実際に社内の先輩方を見ていても、エリートというよりも、正直で素直で、少しユニークな人が多い気がします。

そういう人たちが、チームに明るさをもたらし、会社を前に進めています。

完璧を目指すよりも、まずは人の話をしっかり聞いて、自分の言葉で伝えること。

その積み重ねが、結果的に一番の成長につながると思いますし、採用に繋がります。

 

「内定=ゴール」ではない


そして、もう一つ強く伝えたいのは、「内定がゴールではない」ということ。

就活をしているときは、内定をもらうことが最終目標のように感じていました。

でも実際に働き始めてみると、そこはスタートラインにすぎませんでした。

入社してからは、わからないことだらけで、毎日が挑戦の連続。

でも、その分だけ確実に成長を感じられる瞬間があります。

学生のうちに、「働くとはどういうことか」を自分なりに考えておくことは本当に大事です。

仕事は、与えられるものではなく、自分でつくっていくもの。

その意識を持てるかどうかで、入社後のギャップは大きく変わると思います。

 

おわりに


この1年間で感じたのは、環境や人との出会いはすべて自分の成長の糧になるということ。

壁にぶつかることもあれば、うまくいかない日もあります。

でも、その一つひとつの経験が、確実に自分を強くしてくれていると実感します。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回もぜひお楽しみに!

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