現場を知り、サポートの質を高める。カスタマーサクセスチームが実店舗で3日間の実務研修を実施!

渡部 有香 渡部 有香
マーケティング
公開日:2025/12/26

なぜ、今「現場」に立つのか


12月13日(金)〜15日(日)の3日間、物件王のカスタマーサクセスチームは、兵庫県にある実店舗「ここいえ姫路店」にて実務研修を行いました。

私たち物件王の事業は「加盟店様(工務店・建築会社:B)をご支援し、その先にいるエンドユーザー(住宅購入者:C)へ価値を届ける"BtoBtoCモデル"」だと考えています。

そのため、私たちが向き合うのは加盟店様でありながら、最終的に見据えるべきは「住まい探しをされるお客様一人ひとりの体験」です。

日頃、私たちは全国の加盟店様をオンライン・遠隔でご支援していますが、今回あえて現場に立ったのは、
「現場で何が起き、どんな想いでお客様対応が行われているのか」を自分たちの目で見て、肌で感じるため。

加盟店様、そしてその先にいるお客様の視点を深く理解することで、より解像度の高いサポートを提供したいと考え、実務研修を実施しました。



 

【1日目】不動産実務の「肝」は、地道な事務作業とスピード感にあり


9時の始業と同時に朝礼を行い、1日目がスタート。

最初に行うのは、物件情報の鮮度を左右する「新規チェック」です。毎朝欠かさず最新の物件情報をチェックすることは、サイトを常に最新の状態に保つための生命線。

この地道な積み重ねこそが、お客様に信頼いただけるサイト作りの第一歩であり、大切にしている実務の一つです。


↑新規チェックのレクチャーを受ける様子

また、この日は運良く「決済」のシーンにも立ち会うことができ、司法書士の先生とのやり取りなど、実務ならではの緊張感に触れることができました。

午後は一転して、体力勝負の「ポスティング(テマキ)」。建売物件のチラシを物件の周辺にある賃貸住宅を中心に、1軒1軒心を込めて配布していきます。

夕方からは弊社代表の藤井による「初回面談研修」。加盟店様へお伝えしている内容と同じですが、「なぜこのタイミングでこの話をするのか」「こんな風にお伝えすると、お客様も安心される」など顧客第一の接客の本質を、改めて深く刻み込みました。


↑代表より初回面談の研修を受講

 

【2日目】「物件王のモデルは間違いない」と確信した商談同行


土曜日ということもあり、来店予約のお客様への商談に同行させていただきました。

驚いたのは、初回面談のお客様がその日のうちに「買い付け申込」をされた場面です。

私たちが普段、研修でお伝えしているノウハウが、目の前で成果に繋がる瞬間を目の当たりにし、物件王のビジネスモデルの正しさを改めて確信しました。

その後は物件の写真撮影に同行。パノラマ撮影を駆使し、お客様が暮らしをイメージしやすいよう、細部まで素材を集めます。


↑初めてのパノラマ撮影。きちんと撮れているか要確認!

事務所に戻り、次に取り組んだのはサイトの質を左右する「物件詳細入力」です。

いくら物件数が豊富でも、情報が乏しければお客様の信頼を得ることはできません。

事務サポートスタッフによるこの丁寧な入力作業があってこそ、営業活動が成り立つ」と、その重要性を再認識しました。 

また、比較検討に欠かせない「間取り図作成」にも挑戦。たった数分で正確に仕上げる熟練スタッフの技術の高さを、身をもって実感する機会となりました!


↑事務サポートスタッフに教えてもらいながら間取り図を作成

 

【3日目】感動の契約シーンと、信頼を守る「物件クリーニング」


いよいよ最終日。この日は、不動産売買のハイライトである「契約」に同行しました。

ここいえのスタッフが宅建士として、十数ページにわたる重要事項説明書を分かりやすく読み進める姿は、まさにプロフェッショナル。売主様が思い出話を交えながら、終始和やかに進む契約シーンには、この仕事の醍醐味が詰まっていました。

事務所に戻り、最後に行ったのは「物件クリーニング」。おとり広告を防ぐため、1つ1つの物件が紹介可能か確認する地道な作業です。

スタッフの「この作業を通して物件や業者さんに詳しくなるよ」という言葉に、縁の下の力持ちとしての誇りを感じました。


↑業者様へ電話で物件確認をする様子

 

研修を終えて見えた「私たちの使命」


3日間の研修を通して、実務の難しさ、楽しさ、そしてエンドユーザーの方々の笑顔を直接見ることができました。

「本当に満足のいく物件をお届けするために、物件王のビジネスモデルをより広く浸透させなければならない」

そんな使命感が、メンバー全員の中に強く芽生えました。現場で学んだ「解像度の高い実務感」を、これからのサポートに活かし、加盟店の皆様とともに、最高の「住まい探し」をお届けしていけるよう伴走し続けます!

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