【加盟店訪問】滋賀・桃栗柿屋様へ!「新築・リフォームの全て」を叶える不動産参入の勝算と相乗効果を伺いました

渡部 有香 渡部 有香
マーケティング
公開日:2025/12/18
先日、長きにわたりご加盟いただいている滋賀県東近江市の有限会社桃栗柿屋(KAKIYA不動産)様のもとへ訪問し、加盟から約10年の歩みと、事業成長の成功事例についてインタビューさせていただきました。

桃栗柿屋様は、リフォームからスタートし、現在は新築、リフォーム、そして不動産仲介をワンストップで提供する地域密着型の企業様です 。


アットホームな雰囲気の店内


名古屋から新幹線と在来線を乗り継ぎ、午前10時ごろに滋賀県東近江市に到着。

到着すると、インタビューにご協力くださる代表取締役社長の木田社長が、にこやかに迎えてくださいました 。

今回の訪問には、物件王よりSV大西、マーケティングチームの澤木、渡部が同行しました。

店舗へ足を踏み入れると、すでにご来店いただいているお客様とスタッフの方が、明るい雰囲気で面談をされておりました。また、社内のあたたかな空気感も印象的でした。



 

不動産参入で実現した「川上」からの確実な集客


同社はリフォーム事業を始められてから約10年後、新築と不動産事業を同時に立ち上げ、物件王へ加盟をいただきました。

参入の動機は、新築・不動産の相乗効果を最大限に発揮したいという強い思い。工務店が立ち上げる不動産に特化している物件王のノウハウに期待を寄せたといいます。

実際に不動産仲介業を始められて最も大きかった成果について、木田社長は次のように語ってくださいました。

「新築のお客さんよりも、さらに前の段階(川上)のお客さんを不動産で集客できたのが一番大きかった」。

「KAKIYA不動産」を別ブランドとして独立させているのは、新築受注のための部門ではなく、不動産としてもしっかりと利益を上げていこうという明確な位置づけがあるとのこと。

中古、土地、新築など紹介できる商品が多い中で、他社の工務店やハウスメーカーにもお客様を紹介し収益に繋げるやり方は、不動産仲介の立ち位置でしかできない強みだと確信されています 。



 

困難な事業連携を乗り越え、成果を最大化する秘訣


新築、リフォーム、不動産を全て手掛ける桃栗柿屋様が、特に大きなシナジーを感じるのは「ワンストップ」である点です。土地探しからスタートする一次取得層に対して、不動産業を営んでいることが一番の強みとなります。

さらに、中古購入からリフォームを検討しているお客様に対しても、すぐにリフォーム事業部が連携し、そのスピード感が相乗効果を最大化しています。

しかし、当初からこの連携がスムーズだったわけではありません。木田社長は「一番難しかったのはスピード感」だと正直に打ち明けてくださいました。

「不動産はスピードが速い。リフォームはそれに比べると少し時間を要するので、担当者が不動産のスピード感についていけないというところが初めはありました。」

この課題を乗り越えたのは特別な仕組みではなく、「やり続ける」こと。

そして契約という実績を作り、「そのスピード感でやらないと取れるものも取れない」という意識が浸透したことでした。

今では、双方の事業部が相談や連携をし合う関係性になっており、相乗的な助け合いが生まれています。

 

10年間支え続けた物件王の「距離の近さ」


加盟から約10年経った今も、物件王を継続利用してくださっている一番の理由として、木田社長は「相談できる環境」を挙げてくださいました 。

「不動産は契約の条件など、相談したいことが多い。物件王さんはすぐに相談できる環境が作られており、レスポンスが良いのが強い。」

また、不動産に特化した弁護士さんがいること も、安心につながっているとのことでした。さらに、加盟店同士の横の繋がりも重要だとし、物件王さんの「距離の近さ」が、桃栗柿屋様のやりやすさに繋がっていると語ってくださいました。

 

拡大を続ける桃栗柿屋様の今後の展望


木田社長は、今後の展望として、現在3拠点ある滋賀県内の展開を来年にはさらに1拠点増やす計画を語ってくださいました 。

そして、目指すのは本当の意味での「ワンストップ化」です。

「新築、不動産、リフォームに加えて、相続系もお手伝いできる会社になってこそ本当のワンストップ化。住まいのことを相談できる会社として、地元に位置づけを浸透させていきたい。」

最後に、不動産仲介業への参入を検討している建築会社に向けて、「田舎地域であっても不動産をやっている工務店がほとんどになってきた」と語り、「伸びている会社は絶対に不動産をやっている」と断言されました。

建築畑の人間にとって抵抗があっても、「やってみると意外とできちゃう」ので、「これは絶対に伸びていくと確信しています」という力強いメッセージをいただきました。



 

物件王のビジネスモデルが変化の後押しできたことを実感


約10年という年月の中で、不動産という「川上」の視点から事業を多角的に加速させている桃栗柿屋様。その収益の拡大と組織の成長をお聞きし、物件王のビジネスモデルが後押しになれていることを改めて実感できました。

桃栗柿屋様のように、自社の強みである建築事業を、不動産でさらに加速させる成功事例は、多くの工務店やリフォーム会社様の励みとなることと思います。

今後も、全国各地で様々な背景をお持ちの加盟店様のもとへ積極的に足を運び、それぞれの成功ストーリーや、物件王との関わりを発信していきたいと思います!

本インタビューは、下記のページへ掲載させていただきます。

物件王の加盟店事例ページはこちら

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