目次
はじめに
物件王クリエイティブチーム デザイナーの片桐です。
未経験から入社して2年間、物件王のデザイン業務に携わっています。
今日は、まったくの異業種・未経験から飛び込んだ私が、この2年間で学んだ「加盟店様の強みを引き出すデザイン」について、お話しします。
入社前の誤解。「不動産デザインって、どれも同じじゃないの?」
入社する前、私は「不動産会社のサイトデザイン」に対して、ある種の偏見を持っていました。
「扱うものが『不動産』と決まっている以上、どれも似たようなデザインになるのでは?」
そんなふうに思っていたのです。
しかし、入社して実際に加盟店様のサイト制作に携わると、そのイメージは良い意味で完全に裏切られました。
「同じ不動産」でも「想い」は千差万別
実際に制作に入ると、加盟店様によって「大切にされているもの」が全く違うことに気づかされます。
・地域密着の温かさを伝えたいお店
・スタイリッシュで都会的な印象を与えたいお店
・ファミリー層に向けて安心感を全面に出したいお店
「不動産」という題材は同じでも、加盟店様の「カラー」によって求められるデザインのテイストは毎回異なり、むしろ、題材が共通しているからこそ「テイストの違い」がダイレクトにデザインに現れるのだと気がつきました。
加盟店様の強みによって異なるデザイン
「お客様にどんな印象を与えたいか」
物件王が不動産サイトをデザインをする上で、大切にしている要素の一つです。
加盟店様のカラーに合わせてデザインを使い分けることで、お客様(エンドユーザー様)に与える印象も変えることができます。
例えば、以下のような使い分け方があります。
パターンA:地域密着の温かさを伝えたいお店
「初めての家探しで不安なファミリー層」や「地元のことを相談したいお客様」がターゲットの場合、かっこよすぎると逆に「敷居が高い」と感じられてしまうことがあります。
そこで、以下のようなデザイン要素を取り入れます。
・色使い: 自然を感じるグリーンや、温かみを感じる暖色系(オレンジや黄色)を使用し、親しみやすさを演出。
・あしらい: 写真やボタンの角を少し丸くする(角丸)ことで、柔らかい印象に。
・フォント: 親しみやすいゴシック体を使用し、文字間を少し広めに取る。

こうすることで、「ここなら気軽に相談できそう」という安心感をデザインで演出できます。
パターンB:スタイリッシュで都会的な印象を与えたいお店
一方で、都心のマンションや投資用物件を扱う加盟店様の場合、求められるのは「親しみ」よりも「プロとしての信頼感」や「ステータス性」です。
この場合は、全く逆のアプローチをとります。
・色使い: ネイビー、黒、白、グレーなどを基調に、彩度を落として高級感を出す。
・あしらい: 余計な装飾を削ぎ落とし、直線的なラインや余白(ホワイトスペース)を大胆に使う。
・フォント: 明朝体や細めのラインの文字を使い、洗練された雰囲気に。

ここでは、「この会社に任せれば間違いない」という信頼感を視覚的に表現します。
同じ型だからこそ、細部で差別化する
物件王がご提供するサービスは、200を超える制作実績と、不動産のノウハウを活かした不動産事業に最適な型となっております。
検索機能などベースとなる機能が同じだからこそ、「いかにして加盟店様の個性を出すか」が私たちデザイナーの腕の見せ所です。
単に色を変えるだけではありません。 メインビジュアル(サイトの顔となる一番上の画像)に、家族団らんの写真を使うのか、それとも美しい街並みの風景を使うのか。それだけでもサイトのメッセージは大きく変わります。
「型は同じでも、似て非なるものにする」。
制約があるからこそ、「なんとなく良いデザイン」ではなく、「なぜそのデザインにするのか」という目的と根拠を深く考えるようになりました。
「センス」に頼るのではなく「引き出し」を増やす
入社当初は、デザインを「どうすれば良くなるのかわからない」と頭を抱える毎日でした。 しかし、数多くの案件をこなす中で、良いデザインはセンスだけで決まるものではなく、「引き出し」をいくつ持っているかで決まるということを学びました。
まだまだ未熟な身ですが、これからもデザインの引き出しを増やし、皆様の「お店の顔」となるサイト制作を全力でサポートさせていただきます!















