【AI × 業務改革】変化の中心で働くという選択 ~ 新卒社員のホンネ日記 #5 ~

長谷川 颯 長谷川 颯
カスタマーサクセス
公開日:2025/08/25

はじめに


おはようございます!

今回は、新卒1年目の私から見た、弊社の「AI活用の現在地」と「これからの可能性」についてご紹介します。

近年、ChatGPTをはじめとした生成AIの登場により、ビジネス環境はかつてないスピードで変化しています。業務効率化、プロダクト強化、戦略設計までAIの応用範囲は日々拡大しており、企業にとっては「いかに早く・深く活用できるか」が競争優位の分岐点となりつつあります。

弊社では、社員全員がAIを日常的に使えるようになることを目指し、全社的な推進体制が整備されてきています。

本日は、実際にどのような業務でAIが活用され、どのような成果を生んでいるのか。そして、これからの働き方にどう影響していくのかを、私なりの見解も踏まえてお話していきます!

 

AI活用のスピード感


弊社では、AIを業務に浸透させるために、「すぐにトライし、成果を仕組みに落とし込む」という姿勢を重視しています。

特定の部署だけで使うのではなく、全社的に活用を進めるとともに、業務だけでなく各々の日常生活にも自然に取り入れ、AIを“当たり前の道具”として根付かせることを目指しています。

私自身が日々AIを活用しているのは、以下のとおりです。

【業務での活用】
・文章作成・校閲:チャットの案内文やビジネス文書の作成、内容チェック
・コンテンツ制作:オウンドメディア記事のアイデア出しや文章検閲
・議事録作成:会議内容を自動でテキスト化
・トラブルシューティング:エラーや不具合の解決策を検索・検討

【日常生活での活用】
・情報検索:Google検索より柔軟に質問できるリサーチ
・生活サポート:その日の献立を考える
・相談相手:人に相談しづらい悩みを気軽に話す

このように、私自身、業務にとどまらず日常生活においてもAIを積極的に活用しています。

最初は多少の違和感がありましたが、意識的に使い続けることで、すぐに生活の一部として自然に取り入れられるようになりました。

今後AI化がますます加速していく中で、AIを使いこなすことは、誰にとっても必須のスキルになると考えています。

また弊社は、今後オンボーディング業務の動画化・自動化を計画しており、属人性の低い業務は順次AIによって半自動化していく方針です。

こうした取り組みは、単なる工数削減にとどまらず、加盟店様へのサポートをより手厚くすることを目的としています。

さらに、外部のAIコンサルタントとも連携し、運用面でのアップデートを継続的に実施し、AI活用を一層強化し、企業全体の生産性向上を目指しています。


AI活用によって実現できる未来


AI活用の意義は、作業時間を削減することにとどまりません。

むしろ本質的なのは、「人とAIの役割分担」による組織構造と収益構造の変化にあると思っています。

1.人が人にしかできないことに集中できる未来

AIが台頭する中で、機械に任せるべき仕事と、人間が担うべき仕事の境界はより明確になってきています。

弊社では、AIに定型作業を任せることで、社員が「顧客理解」「関係構築」などの業務に集中できる環境を目指しています。

これは働き方の進化だけでなく、加盟店様へのサポート強化が見込めます。

2.収益モデルが変化すること

もう一つの重要な変化は、業務コスト構造の変化です。

今まで人が担っていた業務をAIに置き換えることで、「人件費→AI運用コスト」へとシフトします。

特に、弊社のように「不動産業務を支援するサービス」を提供している企業にとっては、 このコスト構造の変化が、加盟店様の経営・生産性にも直結します。

以前の記事でも述べましたが、これらを見据えて、弊社では社内外で活用できるAI事例を共有する専用チャットルームを運用しており、日々社内だけでなく加盟店様にも還元されるAI活用のスキーム構築をしをしております。

 

なぜ「AIが当たり前の会社」で働くことが、キャリアの武器になるのか?


今後、多くの企業がAIを導入・活用していくのは間違いありません。

その中で価値の差を生むのは、「どのように使いこなせるか」「どれだけ仕組みとして活用できるか」という実践スキルの深さです。

つまり、弊社のようにAIが当たり前になっている環境で働くことは、今後のキャリアを強く支える武器になるのです。

 

おわりに


AIの急速な進化に対して、「変化に強い人材」が求められる時代です。

物件王は、そんな変化に楽しみながら対応できる人こそ、活躍の場があると思います。

AI活用を難しくとらえず、まずは日常の一部として取り入れてみてはいかがでしょうか?

私自身もそうでしたが、少しずつ使ううちに、自然と生活や仕事に浸透していきます。

ぜひ、次回以降も読んでみてください!