こんにちは、物件王で、ディレクター、サイト改善を担当している小澤です。
今回は、サイトの反響を最大化するための取り組みとして、ABテストについてお話しします。
まずは、ABテストを始めることになったきっかけから。
反響0件から始まったLP改修

きっかけは、ある加盟店様からの相談でした。
「広告は出してるんですけど、サイトからの反響がずっと0件なんです」
広告は出ている。アクセスもある。でも問い合わせが来ない——
サイト側に原因があるはずだと感じ、LPを見てみると、内容が加盟店様のサービス紹介中心で、ユーザーが「自分に関係ある話だ」と感じるポイントが足りていませんでした。
そこでまずはLPの改修に着手。
ユーザーに"自分ごと感"を持ってもらえる構成に見直したところ、少しずつ反響が出始め、数件の問い合わせが取れるようになってきました。
ここからさらに反響を上げていくために始めたのが、ABテストです。
LP改修の段階でこの流れは共有していたので、加盟店様にも抵抗感なく前向きに受け入れていただけました。
ABテストでやったこと

ABテストは、「今のページ(A案)」と「少し変えたページ(B案)」を同じ条件でユーザーに見せて、どちらが問い合わせにつながったかを数字で比べるシンプルな方法です。
テストを始める前に大事にしているのが、加盟店様との認識合わせです。
「今回はどんな仮説で、何を変えて、どの数値で判断するか」を事前に一緒に整理しておくことで、結果が出たときに勝ち負けをはっきり判定できるようになります。
LPのテストでは、各セクションに設置した問い合わせボタンのクリック率、フォームへの到達率、ページがどこまで読まれたか(スクロール率)、そして問い合わせ率(CVR)などを比較していきました。
小さな変更で、反応が変わった

最初のテストでは、問い合わせボタンの文言を変えてみました。
「表現を変えれば、クリック率が上がるのではないか」という仮説を立て、見るべき数値はクリック率とその先のCVR。ここを事前に加盟店様と揃えたうえでテストを実施しました。
結果として、文言を変えたパターンのほうが反応が良く、数字にもはっきり差が出ました。加盟店様からは「こんな小さい変更で変わるんですね」と驚かれたのを覚えています。
仮説を立てて検証して、ちゃんと数字で答え合わせができる——
このプロセスに改めて手応えを感じた瞬間でした。
ただ、大事なのは結果が出たあと、そこで終わりにしないことです。
ABテストの目的はサイトの反響を最大化することですが、テストには負けることもあります。
反響を最大化したいのに負ける——
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、負けたテストにも大きな価値があります。
「このサイトでは、こういう施策は効かない」という知見が一つ増えるからです。
勝ちからも負けからも学んで、次の施策に活かしていく。このPDCAを回し続けることで、サイトの反響は着実に最大化されていきます。
ABテストは一発で正解を引き当てるものではなく、テストと学びを積み重ねて勝ちパターンを磨き上げていくプロセスです。
改善で大事にしていること
サイト改善は、つい「あれもこれも」と手を広げたくなりますが、大事なのは加盟店様ごとの状況に合った優先順位を一緒に考えることだと思っています。
物件在庫も時期も導線も、お店によって全然違います。
だからこそ、「まずここから」を一緒に決めるだけで、改善が回り始めることが多いです。
「どこから手をつけていいか分からない」と感じたときは、気軽にご相談ください。
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